• 2021.08.27 Friday
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 「サラダ味」というのがある。
サラダ煎餅とかのサラダ味である。
ベジタブルなフレイヴァーが全く感じられないあれが
なぜサラダ味と呼ばれているのか。

 洋食のステータスが今よりも遥かに高かった頃、
普通に焼いて塩味を付けた煎餅に対して、ちょっとセレブ感を出そうと
焼いた後に舶来のサラダ油を塗って、それに塩をまぶしたそうだ。
サラダ油使っているから「サラダ味」
サラダ油自体に味なんて殆どないと思うので、何だか騙された気分である。
サラダサラダ書きまくっていたらサナダムシを連想してしまい、
結局焼きたて煎餅にサナダムシを巻きつけて塩をかけたものを食うという
何だか胃に悪い感じの想像をしてしまった。

 なぜ急にサラダ味の話を始めたのかというと、
今日の昼ごろのことである。デパートの洋食屋さんで、あるメニューを目にした。
「さくらケーキ」
というのがそのメニューである。

 桜から生る「桜んぼ」ではなく、「さくら味」である。
これまた異なものを発見してしまった。
いや、「さくら味」がどういうものかは解る。
桜の蜜の甘みと、仄かな苦味、少しの青臭さを混ぜたような
そんな味である。確か。
でも、桜自体には葉にも木にも味は無い。無いというか苦味が多い。
にも関わらず、あんなに爽やかな甘みを現出させるのはなぜか。
作り手も受け手も、それを「さくら味」と認識するのはなぜなのか。

 さくら味といわれて視覚的に思いつくのは、桜の花びらの淡い桃色だろう。
あの淡い桃色は、そのまま「さくら味」の淡い甘さに直結すると思うのだ。
視覚から味覚へと想像力を働かせてしまったがための「さくら味」
なんか人間の想像力ってゴイスーだなぁと思いつつ、
今日は不真面目なことは書かずにドロン。



 最近知り合いになった人が、小学校時代の友人にそっくりである。
キミシマくんというのがその小学校時代の友人だったのだが、
一度だけ、彼と大喧嘩をしたことがある。

 ガキたれといえば喧嘩、というのが世間の常識だと思うのだが、
俺は喧嘩というものをあまりしなかった。
小学校1年から、あまり目立たないながらも常にニコニコしているような
そんな男児だったのだが、3年に上がるころにはアグレッシヴになり、
国語や道徳の授業で先生に指されると、勝手に一人芝居を始めるような子供だった。
父兄授業参観の時にもその一人芝居はやっていたのだが、
当時の俺は「ッシャ!ウケてるウケてる!」と一人ハッスルしていた。
今考えてみると、先生も両親もきっと苦笑いで、内心頭を抱えていたに違いない。

 何の因果か児童会長になり、小学校全学年の長となったのだが、
成績はそれに伴わず、ただ単に年齢にあわぬ老けた外見が原因だったのだろう。
妖怪扱いされてイジメを受けたこともあるが、イジメっ子とも仲直りし、
小学生時代はかなり仲のいい友人関係を築けた。

 キミシマくんはクラスの級長をしており、成績はもちろん、
運動神経も容姿もグンバツチカチカの好少年だった。
単に頭がいいだけでなく、ウィットにも飛んだ人物で、話していて楽しい人間であった。

 ところで、ウチのクラスにはミョージョーくん(仇名は勿論「チャルメラ」)
という男児がいたのだが、背は低く、少し変わった容姿をしていて、
よくイジられていた。たまに行き過ぎてイジメにもなっていたのだが、
チャル本人はあまり気にかけず、塞ぎ込む事もなく歯向かっていたので
当人にとっては少々刺激のありすぎる小学校生活だったのだろう。

 そんなチャルだが、一度だけキミシマくんが調子に乗りすぎてしまい、
チャルの黄色帽子(登下校時に被るやつ)を放課後にわたるまで隠し続けたことがあった。
俺はいらん正義感を発揮し、空気も読めずチャルの為にと思って
キミシマくんを追いかけ、ついに下駄箱で彼をとっ捕まえて床に殴り倒し、
「チャルの帽子出せよ!」と彼に詰め寄ったのだった。
チャルはその間どうしていたのかというと、素直に家に帰っていたと思われる。

 どうやって仲直りをしたのかは忘れたが、キミシマくんと喧嘩したのは
後にも先にもその一回だけだった。動機が不純だったのか、その喧嘩は
尻切れトンボで終わってしまったのだが、卒業後は音沙汰がない。

 いまごろどうしてんのかなぁ、キミちゃん。。


 4月になった。ということはあれだ。2011年度である。
平成23年度である。…23だったっけ?公的書類に記入するとき、
「あれ?今年って平成何年だっけ?そういえば西暦も何年だっけ?」
みたいなことになるここ最近。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
年をとるということは即ち、自分の中で情報量がズンドコ増えていくことであり、
そうなってくると今年が何年で中学卒業が何年でとか
もう電卓とメモ帳を傍らに置いておかないと判じられなくなってしまうのだ。

 26歳である。30の大台まであと4年。
マヤ暦が終わるのが2020年の3月20だそうなので、
おおよそあと9年で世界は滅亡するのだと考えてみると
ちょっと生き急ぐ必要がある気がしてくるから不思議だ。
大体あと9年で世界がどうなるっつーんだよ。と鼻くそほじっていたら
今日テレビでやっていた。オリオン座の超新星爆発が地球に多大な影響を与えるそうだ。
といってもオリオン座の超新星なんて地球から何光年離れているかわからん。
今更ジタバタしたところで、もし超新星が爆発しているのならどうしようもない。
今見えているオリオン座の光だって、何万年だかなんだか、はるか昔の光なのだ。
9年後に超新星爆発ドーン!だとしても、今現在その超新星は既に爆発しているのだろう。
どーしようもない。

 話は変わるが、最近というか少し前から、我が家の犬がおかしい。
毎晩、夜の10時半くらいに小便をさせに外へ連れ出すのだが、
我が家の犬は度々立ち止まり、真っ暗な道路の向こうをにらみつける。
まれに「ウォッフ」と微妙に吼えたりする。目を凝らしても眼鏡をかけても
夜の暗闇には何もいない。写真を撮ってみたところで写るのは夜の住宅街のみ。
一体彼には何が見えているというのか。オバケコワイネ。

 我が家に隣接している児童公園には、旧日本陸軍の高架橋跡がある。
軍需工場に物資を運ぶための路線だったのだが、そこに宿る幽霊さんだろうか。
うーむ恐怖。

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