• 2021.08.27 Friday
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 小学生の頃、女子の水着姿にここまで反応する事があっただろうか。
よくよく見てみたら結構な勢いで勃起している。

 ここ最近、毎日更新をしようとしているのだけれど
なかなか難しいものがある。
昨日もそうだったのですが、何というか気がついたら
「あっ・・・日付過ぎちゃってるよ」
みたいな事になりがちで、ワタワタしながらココの管理者ページを開き、
ワタワタと書き(昨日に至ってはmixiのコピペ)ワタワタと日付を詐称し、
なんだか後悔と一応の充足感を得つつ「投稿or下書き保存」のボタンを
左のクリックでもってッゾンッとするのだ。

 と、ここまで書いて置いて冒頭の話に絡める。
パルメザンチーズの如くとか書こうと思ったけれども
あまり上手くないのでゴメンナサイしながら絡める。

 小学生の折、富士山5湖のひとつである山中湖に
家族旅行に行ったことがある。

 その頃の俺はまだまだチビジャリで、
見るもの全てに目を皿のようにしていたのだ。
富士山麓の樹海にも足を運び、あの頃は「地上の地獄」と思っていた
あの鬱蒼と茂る木々の間に細くうねる特設遊歩道を
絶対に外れないように恐々歩いていた思いがある。

 そんな山中湖。確かテント村みたいな場所があったのだけれど、
その近くにプールがあった。ちょうど夏だったので
子供の俺はそりゃもうキャイキャイはしゃぎながら
プールに飛び込んだのであった。

 が、もうそりゃチンポコ縮み上がるほどびっくりした。
水がスゲェ冷たいのである。氷浮いてんじゃねぇのかコレってくらいに。
外気温のせいもあるのかもしれないが、
心臓が止まるかと思うほど冷たかった。息ができないのである。

 ガクガクしながら緩慢な動きでプールサイドに辿り着き、
蜘蛛の糸を昇るカンダタの如き心境でプールサイドにしがみついたのであった。

 そんな西湖の(ここまで書いて気がついたけれど山中湖じゃなかったよ)
あのプール、まだあるんだろうか。
 毎年夏になる度にあのプールで俺と同じく
チンポコ縮み上がっている少年少女がいるのだろう。
・・・少女はチンポコねぇな。。何が縮み上がるんだろう。
ティ首だろうか。ティ首なんだろうか。
俺は昼間っから何を考えているのだろうか。

  カマドウマ、別名便所コオロギ。

元来は「竈馬」という名前であって、
秋の季語でもある「いとど」を名前に冠する昆虫。

 いつの間にか「便所」なんて言われちゃって
本人たいへん迷惑しているのでしょう。
が、ウィキペディアで調べた際、添付画像で出てきたのが
どっかの古墳の石室にびっしり張り付いている彼ら。
ここまでくるとちょっとキツい。

 大人には苦手な虫ってのがあるわけで
筆頭はゴキブリ(蜚蠊って書くんだね)
時点にシロアリ?とかかな。
個人的にはゴキさんは大丈夫なのですが
ミミズとか毛虫類とかもう最悪だよもう。

 店の雑草を抜いている時に、
根っこのほうからウニュルと奴ら出てくるので
非常に当惑します。

 先日、店の商品を整理している際、
ブロードシャツの袖に見たことの無い柄があり、
あれーおかしいなぁと思ってたらその柄、動くんですよ。
なんか文体が稲川さんぽくなってきたね。気をつける。
よく見てみたらそれヤモリだったのですが、
非常に大人しい奴でして、スッと捕まえられたのです。

 首のあたりを優しく押さえていたのですが、
全く暴れることなく、「いやー捕まってしまった」
みたいな感じで半分くらい口を開けていたので
あぁ。。。友達になりてぇ。。とか思ってたのですが、
こっちは仕事中なので店の外のちょっと湿気が多い所で
解放してきました。元気かなぁ。

 未だに本屋に行くと「恐竜人間の恐怖!!人類社会を裏から操る陰の黒幕」
みたいな本があるのですが、レプティカントだったっけ・・・?
ほんとにいたら、先日解放したヤモリが160cmみたいな感じなのだろうか。
非常にかわいくない。
あの本、気になるなぁ。



恐怖。

電車内
たまたま隣に座った男子高校生。
開いた携帯の待受画面が
めっちゃBL。
素っ裸のイケメン風が2人、こちら見ながら抱き合っている。
一瞬で面食らう。あれ・・・!?
BL漫画って男も見るのか?
むしろ男だから見るのか?
あれ??あ、、あれ!?

混乱する俺を他所に
隣席の男子高校生は寝る体勢に入る。
そして何か・・おい。
さっきより近いんじゃないのかいボーイ?
いいのかい、そんなにホイホイ引っ付いちゃって。
俺は紛う事なきノンケなんだぜ。

向かいの席にまるで神の采配が如く
白と水色の甘ロリファッション。
でもキミ、日焼け対策はしっかりね。
その白い豪奢な服に、モンゴロイドの
日焼けした顔は何というか・・・
田舎の農家からお上りしてきた娘のようだ。

ともあれ、
BLボーイとは俺の目的駅まで
くんずほぐれつ状態、
知らない誰かに奪われちゃって
新世界の扉がオープンザプライス
しねぇ。

ちょっと怖い夏の宵でした。
なんか疲れたよパトラッシュ。。。

  今日の「世界ふしぎ発見」はピーナッツについてであるらしい。
ピーナッツつっても千葉名産のアレじゃなくて、
チャールズ・M・シュルツが描いた名作『ピーナッツ』コミックスのことだ。

 このブログでも何度かピーナッツというよりスヌーピーについて
取り上げてきたような気がするのだけれど、
最近スヌーピーよりもスパイク(スヌーピーの兄)がイイ。

 スヌーピーはなんというか皮肉屋で哲学家で芸術家で
時々打ちのめされることはあっても、大抵は飄々と全てを達観し
なんとなく上手い波に乗って渋く生きている。
そうなったのは2足歩行になってからだけれど。

 が、スパイクはといえば。
メキシコに近いニードルスの荒野に住み、
スヌーピーもスパイクが遥々やってくるととても喜ぶ。
ボロボロのテンガロンみたいな帽子を被り、
貧弱なヒゲを生やし、
手にプラカードを持ってヒッチハイクをする姿は
滅多に喋らない寡黙キャラなんだけれども強烈に面白い。
しかもスヌーピーの婚約者と駆け落ちしちゃうし。

 ウチには親父が買ったピーナッツコミックスが沢山あり
おしなべて紙質が劣化してまるで古文書みたいな色になっている。
開くと「バリバリ」という音とともにページが繰り、
たまに装丁が壊れてしまっているものもある。

 谷川俊太郎さんが訳した
スヌーピーやチャーリー・ブラウンやサリーやライナス、ルーシー、
マーシー、パティ、ヴァイオレット、ピッグ=ペン、シュレーダー、
ウッドストック、リラン、トリュフ、ホセ、学校の校舎
他にもたくさん素晴らしいキャラクターがいて、
殆どみんながよく考えたらとても素敵なことをポンポンと呟いている。
特に学校の校舎は素晴らしかった。

 財布に余裕ができたら、ピーナッツを全巻そろえようと思う。
昔の装丁だと表紙の絵とタイトルフォントがすごくセンスがいいのだ。
古書店行けばあるかなぁ。。





 また後ろで犬がセックス。

 巷のオサレボーイズエンギャルズの間では
スリムフィットなジーンズを履く際に下着を履かないという
暗黙のルールがあるらしく、
パンツを履いたままだとジーンズのラインが浮いてしまう場合があるとか
ブロードシャツをインしてキッチリ着る時にそっちの方がキマるとか。

 そんな訳で服飾屋である俺もノーパンジーンズ(こういうとスケベだ)
にチャレンジしてみたのですが、ここに一つ懸念が。

 挟んだらどうしよう。

 何をって主には本体であるけれども、
右翼だったり左翼だったりそれらに付随するヘアーだったり。

 昼ごろ出勤前におそるおそるジッパーを上げるも
幸いなことに挟むようなことはない。
というより、ノーパンのおかげか、妙に気持ちいいフィット感。
これは確かに挟んでしまう危険を犯してでもやってみたほうがいいと思える。

 更に。
洗濯するべき布地が一枚減るというのも嬉しい。
いいことづくめである。

 お試しあれ。

  小さい頃というのは自分の感情を持て余すもので
気に入らない事や思い通りにいかない事があると
たいていの子供は泣き叫んで不満を表す。

 赤ん坊の頃はそれしか伝達方法が無かったのだから
ようやく言語をマトモに操れるようになっても
感情が高ぶればその精度はあやふやになってくるもので
結局、赤ん坊の頃のように泣き叫ぶ行為と
何言ってんだか自分でも良く解らない何かを叫ぶのだ。

 そう考えてみると5歳くらいの子供ってのはちょっと可哀相かもしれない。
言語を理解して使うようになったということは
赤ん坊のように泣き叫んでしまう自分を、少し情けないと思ってしまうだろう。
が、激昂するあまり上手く言葉にならない感情を表現するにはそれしかない。

 本当は言葉で伝えたい、その方が絶対解って貰える事は知っているけれど
上手にできないから赤ん坊のようにするしかない。
そしてそれはなんだかみっともない。けれど手段がそれしかない。

 可哀相だねぇ。って自分もそうだったのかしら。
よく覚えてないから、上記仮説はまったくの空論なのです。

 そんな話がしたかったのではなく。
小さい頃ってよく意味不明なぐらいにキレて、
手当たり次第に八つ当たりしていたのです。俺。
壁は勿論のごとく蹴る、クッションやら何やらブン投げる、
ドアは乱暴に音を立てて閉める。
これ
この最後のドア。
みんな小さい頃は経験していると思うのだけれど、
勢い良く閉めたドアに指を挟んでイテテテテェっって奴。

 俺は友達の家で1回、自宅で3回の計4回やってしまっています。
蝶番(ちょうつがい)とドアの隙間に指を入れているのに気づかず閉めてしまったり
サッシの片方を握ったまま思い切り引き戸を閉めてしまったり。
まだ傷つき易かった小さな俺の指はその度に盛大に出血し
これまた傷つき易かった俺自身はその度にビェービェーと泣きました。

 今日。
およそ20年ぶりにまたやってしまいました。
蝶番パターンです。バイト出勤前に思い切りやってしまい、
苦悶すること10分。少し強くなった大人(もうオッサンに近い)の俺は
我慢して働きに出たのでした。

 しかしこの手の怪我は短期間に再発しやすいのが特徴でして
上記の4回も確か1年と間を置かずに連発しているのです。
理由は知らない。そんなもの無いのかもしれないし、
もしかしたら意識しすぎて
疲れ果てて気を抜いた瞬間にまたやっちゃうのかもしれない。
何事もそうだけれど、意識しすぎず、流れるままにやっていりゃ
こんなアホ丸出しな怪我はしないのです。たぶん。

 な訳で。
あまり意識せず、かといって気をつけない訳じゃない感じで生きていきます。

追記:負傷した左手親指をアナログスティックに添えて
   がんばってエースコンバットをクリアしました。
   痛みに耐えて良くがんばった。ステルス戦闘機とかマジめんどくせぇ。
   そして苦労した割には得るものは・・・何もない。
   




 ふと自分のブログの画像フォルダを斜めに見ていたら
なんだか上記のような写真ばかりな事に気がついた。
画像は全て相変わらず秒刊ファイルナビゲーターから
勝手に引っ張ってきているのがメインだが、たまには綺麗な写真無いかなぁと。
そんなことをボンヤリ思ったりする。

 というかこの鹿ちゃんと食うんだろうな。どうなんだろうな。

 本日、本屋で立ち読みをしていたところ、「日本語の語源」なる本があり
ちょっと興味を引かれて読んでみたところ、これがスナック感覚で読める割に
いろいろ面白い事が書いてあってすばらしい。
 書名や出版社をメモってくるのを忘れてしまったが、確か河童の絵が表紙にあった
・・・気がする。

 例えば現代語と思われがちな「ヤバい」という言葉の語源は
昭和の大戦前まで遡れるそうだ。
 当時、刑務所の看守のことを「ヤバ」と隠語で呼んでいたそうで、
囚人達は看守が見回りに来る際に
「ヤバ、ヤバ」
と言って回りの囚人達に知らせたそうな。
ここに「ヤバい」という言葉の語源アリ。

 ほかにも「シカト」が花札の「鹿」の表情から来ている説だとか
「にっちもさっちも」は借金計算の二進も三進もからだとか
話のネタになりそうなエピソードばかりです。オススメです。

 と、そんな本を買わずに俺はまた漫画を買ってきました。
新タイトル2本。
『ばらかもん』
 南の小さな島にやってきたイケメン書道家が田舎の空気(主に地元の子供)
にワタワタしながらも、「書を書く」事とは、を見つけていくような
スローライフストーリー

『男子高校生の日常』
 3人の高校男子のアホな日々をひたすら描いた漫画
ノリがでろでろチックでちょっと好きです。

 昔イワさんがお奨めしていた漫画も読みたいのだけれど
プラテネスしか覚えていない。。
 ホムンクルスもあと3巻で終わりだそうです。楽しみです。

 あとプンプンも買ったけれども流し読みしちゃって内容よく覚えてません。。。

やべぇ。なんか変な書き方になってきた!
今日はここらへんで終わりってことで養老シック。
また明日。

  ナンバーワンより大事なオンリーワンという歌詞があったけれど
小さい頃はナンバーワンでもオンリーワンでも無く、
なんとなく生き残って普通に人生送っとけよ!!
みたいな教育だったわけで。

 そんな俺たちの世代(なんじゃそりゃ)は
オンリーワンというのは即ちナンバーワンのことで、
オンリーワンという概念もあったのだけれども
それはナンバーワンの奴に付随する何か強化パーツ的な
ナンバーワンの奴って何かモテるよね!の「モテるよね!」部分な訳である。

 足速い奴とか絵上手い奴とか算数超得意な奴とか単純に可愛いコとか
ナンバーワンになっちまえばもうそれだけで個性がビンビンな感じだったと思う。

 俺らの後で始まったゆとり教育というものがどういうものなのか
詳しくは知らないのだけれど、伝え聞く数々のノンビリした伝説が
なんてホンワカしていい感じなんだ!!なんて想いを起こさせる。

 運動会では手を繋いでゴール!!
 円周率めんどくさいからおよそ3!!
 勉強はまぁ塾でやってくれい!!

 こういうヌルい感じの社会が実現したらどうなるのかなぁと。
もしかしたら戦争とか無くなるかもしれないなぁと思うのだ。
ダメだダメだ言われているけれど、案外悪くないんじゃねぇのかと。
時代にはそぐわないけれどもね・・・。

 ナンバーワンとオンリーワンが両立するような感じなら最高かもですね。
ナンバーワン世代とオンリーワン世代のハイブリッド。
産めや増やせでがんばってください。俺らの老後を任せたぞ!
・・・誰に言ってんだか。



 猫は100歳を超えると妖猫になるのだっけか。
たまにこういう顔をする猫がいるのだけれど、本人必死な割に
異常に可愛い。と思う。

 今日も犬の散歩をしていたのだが、散歩に出る前にちょっと寝過ごしてしまい、
もう辺りが暗くなっていた。最近は陽が落ちるのが少し早くなった気がする。

 最近夏バテ気味でフラフラと歩くウチの駄犬であるが、
曲がり角で突然出くわした猫にビビりまくり、
ここ最近見なかった俊敏さでバックステップ。
対する猫は全く動じずに暫くユルユルと歩き、
「お?いたの。」
みたいな感じで振り向く。

 猫すげぇ。

 その少し前、住宅地をテクテクと歩く俺と犬。
夕方から夜にかけての住宅街は閑静で、全く人がいない。
誰もいないからって何か変なことをするわけじゃないのだけれど、
人がいないと少し気が緩む。全くのダルダルウォークで歩いていたが、
犬が何かの匂いをかぎつけたらしく、道端で立ち止まった。

 俺も立ち止まってしばらくぼんやりしていたのだが、
次の瞬間、思わず身が固まった。

 およそ5メートルほど離れた個人住宅の駐車場から
老婆がじっとこちらを見ている。
暗がりにいたので全く気がつかなかった。
ものすごく怖かったのだけれど、何気ない風を装って通り過ぎた。

 あの老婆、元は帝国軍のスパイだったんじゃなかろうか。
近所には旧陸軍が設置した軍用列車用の橋桁が残っている。
もしかしたら、旧軍所属の人がいたとしてもおかしくないんじゃないかな
と、ちょっと思ったりした。

  ここ最近、身の回りで自転車が流行っている。
テレビに紹介されるに至って最早ブームとも言えるんじゃなかろうか。
ママチャリで二十数年間過ごしてきた俺にとっては
チャリンコマシーンに2万も10万もかけるなんてのは
狂気の沙汰としか思えない。

大体なんであんなに高いんだろう。

東京から山中湖まで自転車でやって来た人とか2人くらい知っているから、
普通の自転車では無理なその距離を走破してくるからして
タダの自転車ではないのだろうと思っているのだけれど、
乗ったことがないから解らない。いや、解らないでいた。つい最近までは。

俺が使っている自転車は、俺が小学生の時に父が中古で買ってきた
アルベルト(ブリジストン自転車)で、ゴムチェーンというあまり見ない機構である。
が、そんなアルベルトも寿命が来たらしく、至るところがガタガタになってきたので
最近自転車を買い換えたのだ。

本当はブッ壊れるまでアルに乗っていたかったのだけれど、
事故ってしまっては周りに迷惑がかかるやもしれないので、
涙を呑んでアルとお別れである。別にダジャレじゃない。

新しく自転車を買うにあたって、近所の輪業店を物色していたところ、
「クロスバイク」と値札に書いてある自転車が目に入った。
確か東京から山中湖まで来た友人はクロスバイクに乗っていた気がする。
1万7千円で買えるクロスバイクなんて大したことないのだろうと思うけれど、
どうせ一念発起して買い換えるのだ、ちょっと趣向を変えて
ママチャリを卒業するのもいいかもしれないと思い、
そのパチモノくさいクロスバイクを購入したのだった。

帰宅の道中、さほど今まで使っていた自転車と変わらんなぁー
と思いながらシュコシュコ漕ぎつつ、6段あるギアを面白半分にコチコチと
段々重くしていった。

何やら様子がおかしい。
歩道を走っていては危ない程にスピードが出ている。
アセアセとする俺の右斜め後ろから、同じような自転車を駆る男が
車道側で追い越していった。
なるほど、これは車道を走らねばならんのか。
これは困った。車道は今まで免許を持つ者だけの独壇場だと思っていたのだ。
われわれ無免許者はたまに車道に出てはちょっと端っこを使わせて貰い、
原動機の付いた鉄の塊たちに怯えつつ日々をすごすのが常だったのだ。

免許もない俺が原動機も付いていない代物で車道をひた走るなど
ちょっとしたカルチャーショックである。

が、四の五の言っていられない。このままのスピードでは
歩道で急に出てきたオバサンないしは子供を愉快なことに轢いてしまうだろうし、
久々のスピード感なのでブレーキをかける事など頭がもう拒否している。

俺は車道に出た。両目を皿のように見開き、轢かれないように注意しながら。
何という快感。左の歩道では全てが一瞬にして風景の後ろへ流れていく
右の車道では今までに無いほどのシンクロ率で車がゆっくり通り過ぎる。
これはすばらしい。

家に帰って思った。パチモノくさいクロスバイクでこうなのだ。
本物のシティサイクルとかクロスバイクだったらもっと凄まじいのだろう。
そりゃ流行る。流行らないわけがない。

自転車に熱を上げる人々を冷めた視線で見ていた少し前の自分が恥ずかしい。
物事は首つっこんでみないと解らないのだなぁ、と
改めて理解した26の夏。でした。

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