• 2021.08.27 Friday
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2016年9月20日。深夜2時。

涼しくなってきたとはいえ、日本列島はまるで戦後赤線の娼婦よろしく

数度の台風を通過させているので、除湿の為のエアコンは必須だ。

 

窓の外では今年5度目になる台風の先触れである雨が降っていて、

31歳のオッサンが独居する、海の近くなのにドブ臭い部屋は

安物のバルコニーに打ち付ける雨音と、

時折通過する長距離トラックの走行音が響いている。

 

オッサンの日常は相も変わらず平々凡々としていて、山も谷もない。

朝起きてシャワーを浴び、8時間労働し、帰宅してサラダ食ってビール呑んで寝る。

そんな生活を続けて約半年になる。

学生の頃、毎日のように飲み明かしていた友人たちもすっかり大人になり、

気付けば1人で過ごす時間が生活の大半を占めるようになった。

 

寂しいと言えばそんな気もするが、オッサン元来静かな生活を愛しているので、

まぁこれはこれでいいかと半ば納得している。

およそ生物というものは大抵が種の保存を目的にその一生を送るわけで、

高次の目的として、より環境に適した存在となるべく進化する、

もしくは環境の方を変革させる、あるいはその両方かもしれないけど、

まーひっくるめて言うと「もっと高いステージへ」

って感じなんだろうと思うんだけども、

翻って自分の存在が人類という種の昇華に貢献出来ているかと言うと

これドでかいクエスチョンマーク出てきちゃう。

かといって「あぁ生きてる意味が無ぇ‼」みたいに悲観的になるわけでもなく。

 

だから最近よく思うのは、何がしか人生に意味を見出すべきなのだろうかという

「ねぇ何で生きてるの?」という残酷な問いをセルフでかまし続ける

非常に精神衛生上悪そうな思考なのである。

で、こういう時ってどっかに吐き出しておいた方が幾分か楽になるので、

誰も見ないけど誰かが見てる可能性がある、シュレディンガー的な要素を含む

このブログに書き記す訳だ。

 

思えばココを始めた頃は、こんなナヨったこと書いて読まれるの嫌だったし、

読む人もそれなりにいたから出来なかったけども、

今となっては丁度いい鬱憤晴らしになっている。

 

姉の高校時代、とある教師はストレスが溜まりすぎると、

校舎の裏手で「タラちゃんですぅー!!!」と絶叫して

鬱憤を晴らしていたのだが、

僕にとってまさにここがタラちゃんスポットなのだ。

毛も生え揃わないガキんちょの頃から本が大好きで、

物語よりもこうしたエッセイ的なものは読むのも書くのも大好きだった。

いっそのこと文筆業で生業を立てるべく勉強するべきだったのかもしれないが、

人生折り返し手間となってはいささかその熱量も無い。

 

何より致命的なのは、今まさにそうなのだけれど、オチが書けない所にある。

やっぱね、好きだけじゃ仕事にはなんねぇだよ。

そんな事を再確認して、今日も寝る。


  • 2021.08.27 Friday 02:35
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Comment:
2016/11/06 10:39 PM, ウブカタ wrote:
さすが勇気。
なんとなくわかる気がする。
わたくしは最近日常に満足感がたりませぬ。
ポアだね。
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