• 2021.08.27 Friday
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今日、母親が数十年振りに携帯の機種変更をしてきたそうで。

数年に及ぶスマホへの機種変要請をようやく受諾して頂き、

不肖の息子としては非常にありがたいものがある。


例によって電子機器の扱いはそこまで上手ではないので、

メールの打ち方を教えていた時、

わたしの名前を一文字ずつ、慣れない手つきで丁寧に打つ姿を見て、

一瞬で色々な感情が頭をよぎった。


わたしが産まれた時にどういう気持ちを込めて名付けてくれたのか。

何十年間もわたしの名前を読んだり呼んだり書いたりする時、

色んなことがあったけれど、どんな事を思っていたのか。

これまで沢山の心労をかけて、わたしは何か一つでも報いれた事があったのだろうか。

この先、何度わたしの名前を読んで、読んで、書いてくれるのか。

わたしは今までそれに対してちゃんと返せていたのか。


込み上げてくるものをグッと堪えたけれど、一つだけ思ったことがある。

メールの返事、ちゃんとしよう。





一昨日、我が家の駄犬ことムーが亡くなった。


ちょうど我が家に来た時のブログを探し出したら、2020年の3月26日だった。

1月産まれだから、14歳。人間で言えば70後半〜80代だそうだ。


頸椎ヘルニアで首から下が麻痺して、

呼吸出来なくなってしまったのが原因だそうだけど、

当日の朝まで走り回って散歩してたのが急にだったようだ。

シェリーの時と違って、死に目には立ち会えなかった。

あの時、もし入院させていたら延命したかもという気持ちが親にはあったんだろう。

自宅に連れ帰るよう獣医は勧めたが、望みを持って酸素ボンベに繋ぎ、

一人きりにさせてしまった。

翌朝、病院スタッフに看取られながら亡くなって、

我々が対面した時にはまだ身体は暖かかった。

最後まで、頑張ろうとしてくれたんだろう。


色んな感情が無い混ぜになって、思考がまとまらない。

平気だと思えば、崩れ落ちて泣き叫びたくなる瞬間もある。


焼き場から連れ帰ったムーは、最初ウチに来た時と同じくらいのサイズになってて、

錯覚なんだろうけども、腕に抱いた骨壷から体温が感じられた。


文章にすると虚飾する癖が俺にはあるから、

これ以上書けないけど、

今はとにかく寂しい。リビングや自室、廊下、

マンションの周辺、たまに遠出して散歩した道。

14年間、家にいなかった事もあったけど、

ケツの青い大学生の俺は35歳のおじさんになった。まだケツは青いまま。

ムーは、ずっと味方でいてくれた。今の俺を作っている要素だ。


「虹の橋」って詩があるけど、道草食って俺らを待ってないでいいから、

早く天国行って、次産まれる時は病気なんかしないヤツになってくれ。


俺は忘れる生き物だから、混乱してて下手くそだけど、備忘録代わりに記しておく。




酔っ払いというのは当人が見ている世界と素面から見ている世界が違うのは

みなさまもうご存知の通りなのだと思うが、

大抵はワタシ酔っ払っとる方だもので、

素面で酔っ払いと対面する時は往々にして面食らいまくる。


ただなにぶん機会が少ないので、稀にそういう場面に出くわすと

とんでも無く苛々してしまうのだ。

ついこの間、職場の送別会があったのだが、

ワタシ仕事後なおかつ翌日が生まれて初めての人間ドッグだったもので、

酒の類を摂取出来ず、挨拶だけして帰る腹づもりで顔出したのだが、


いや余談なんですが、人間ドッグてあれ凄いですね。

今までの健康診断って何だったんだって思うくらい色んな検査されるし、

終わった後も色々大変だったんですよこれ。

また後日書き残そうと思います。


で、まぁベロベロに酔っ払った上司方が

居酒屋から出てくるのを待って挨拶するんですが、

もうなんだろう、酷くめんどくさい。


スキンシップのレベルを軽く超えるパワーで背中バシバシ叩かれ、

アルコールの匂いブン回しながら大声で話し、

用事あるからスッと帰りたいのに、なんか無茶振りをされ、

それはもうゲンナリしながら帰路に就くのである。


普段ワタシこんな感じなんだろうかと、帰りの電車でしこたま反省した次第である。


もういい歳なんだから、荒れる飲み方しないように心掛けよう。

理想は河島英五「時代おくれ」に出てくる渋めのオヤジである。


  • 2019.09.09 Monday 00:18
  • 置き去りのレドッブル
  • by モンキー

齢34になり、来年2月には35になるとなるともはやアラフォーになる訳だが、

このところホントに物忘れが激しい。


業務を大量に抱えている事もあるが、ふとした瞬間に託された

どうでもいい些事を一瞬で忘れる。

我ながら怖ろしくて仕方ない。

脳ミソのシワなくなってツルッツルになっとんじゃないかと思う。


昔はココに書き込む際にネタ帳じゃないけれど、

何がしかのメモを残そうと思っていたのだが、

結局書かなかった。

いま、もう一度ちゃんと書き残そうと思った先々週辺りから

iPhoneのメモアプリをフルに活用している。

ふとした瞬間に思った事をすぐ忘れちゃうから、

何かあったら直ぐにメモアプリを開いてシコシコ書き込んでいるのである。

いま既に15のネタがある。インスパイアの素のネタだから

一行で済むメモだが、振り返ってみると自分の脳ミソ信頼してなさ加減が

有り有りと見て取れて、なんだか空恐ろしい。


仕事場の休憩室に自動販売機があるのだが、

そこで買った飲み物を

自販機の下のあのガッコン!って出て来るトコに忘れたまま

隣のコンビニへ煙草吸いに行っちゃって、

灯点けた瞬間に思い出すのだ。

「あ、また自販機に忘れてきた」


何度も何度も繰り返している。

買った瞬間まで憶えているのに、煙草とライター持った瞬間に忘れている。

怖ろしくて仕方ない。

因みにこのネタがネタメモの一番上にあるヤツ。


ただこれどうしようもないのだ。

忘れちゃってるもんはもうどうしようもない。

回収出来てんだからいーじゃん、結果オーライなんだったら好し!

…よいのか?


こっからはマジで惰性で書きます。

人間は忘れる生き物だと言うから、生きてて忘れたい嫌な事とか

憶えててもどーしょもない事柄なんか忘却の彼方へフライアウェイでしょう。

でもドリンクはどーなのよ。まぁいっか。


惰性ってつづかねぇなぁ


  • 2019.09.07 Saturday 00:33
  • 東北弁の達者なフォーリナー
  • by モンキー

先週あたり。

出勤日、稀に早起き出来る日がありまして。

家でボヤンとしとるのも勿体ないし、

行き掛けにカフェでも寄って電子版の日経読むフリしつつ

まとめサイト閲覧する不真面目社会人やる訳ですよ。


でまぁワタシ煙草吸うわけで、喫煙席にカフェラテ片手に存在しとるんですが、

先日はちょっと景色が違いまして。


隣席に座ってきた4,50代ほどの男性、咥え煙草でしきりに自分の身体をまさぐっとる。

なんだ朝っぱらから発情期かこのおっさんは

なんてこちらもおっさんなのは置いといてチラリ一瞥くれたら

タイミングって摩訶不思議、バチリコと音が鳴るくらい目が合いまして、

もうそれはそれは情け無ぁ〜い表情で


「ライター、アリマスカ?」


いやいやおいおい。よく見りゃ外の人の方ですよ。

往年のダニエルカールにクリソツな親父さん、

咥えた煙草がショートホープってことは、

直管好きのフランス人か?

フランス人の名前にもダニエルってあったっけなんて思いながら、

鞄に手を突っ込んで¥100ライターを探り出し、


「余ってるんで使ってください」


120%の営業スマイルでお渡し。


ところがダニエル、掌をこちらに向けてますます情けない面をする。

眉毛なんかへの字通り越して地面に垂直になりそうな勢い。

うん、これは言い過ぎた。


ともかくあちらから灯を欲しがった癖にやたら固辞しやがる。

何よ何よと思いつつ、こちらもやると言ったもんを今更引っ込められんので、

無理矢理にでも彼の手に¥100ライターを握らせたのだが、

への字になった眉毛そのままに


「テンキュ」「シュボッ」


あぁ受け取ったらその後はもう遠慮とかいいのね。

因みに彼、カフェいる癖にグラスもカップも持たずにショッポだけ黙々と吸ってた。


店出る際に「では」と挨拶すると、紫煙をくゆらせながら流し目で

「あいよ」

みたいな片手挨拶をされる。

あれだね、日本人のおっさんがやると只々腹立たしい仕草も、

外国人の方がすると絵になるね。


ところで、店出た後にふと思ったんだけれど、

¥100ライター渡そうとした時に何故あんなに遠慮されたのか不思議でしたが、

ワタシが使ってたジッポで灯点けたかったんじゃなかろうかと。

遠慮じゃなくてアピールだったのに、

ワタシャ気付かずにハリボテの笑顔で¥100ライターをごり押ししてたのかもしれない。


そんな事思いつつ、煙草に火を点けるのである。


通勤に電車を使っているんですが、

夏場になると必ず現れるのが

ロールシャッハおじさん。


どこでっていうかいつ買い求めて、

何年着古してるんだって位のペランペラン

最早50デニールのタイツくらいタイニーになった薄紫のTシャツを身につけ、

片手にスポニチ、頭にはスポルディングのベージュのツイルキャップを浅く被り

肩から下がるヨレヨレの黒い小さいショルダーバッグはMade in China

オフホワイトのチノパンにパンツインしたスタイル

足元にはスポルディングのスニーカー

きっとヨーカドーのワゴンで投売りされていたであろう。


どうだ。村上春樹もここまで詳細な描写はしまい。

恥ずかしながら村上春樹読んだ事無いけれど、きっとこんな無駄文は書かん。

ちょっと韻踏んでリリックにしようと無駄に努力した跡を消すのも面倒。


いやそんなおじさん(60〜70代)ね、ペッランペランの薄紫シャツがですよ、

思いっきり汗染みしてて、その模様がいつ見ても

漏れなくロールシャッハテストの柄みたいになってるんです。

ロールシャッハテストってどんなだったか忘れちゃったけど、

あのコウモリの開きの魚拓みたいなイラストですよ。


寝起きのボヤけた頭にそんな高尚なグラフィックTは処理し切れず、

思わずバレないように吹き出しつつ

明日も後退りしながら通勤するのである。


北九州がとんでもない豪雨で死人まで出ているようで。

毎年夏になると天の上で蛇口締め忘れた神さま的なヤツが

「おぉっといけねぇいけねぇ」って締め直すまで、

下界では人間どもが右往左往でございますよね。


天気もいいピーカン照りの昼前、

仕事へ赴く為に自宅を出ると、マンションの駐車場に

宅配ご飯サービスみたいな軽自動車が入ってくる。


登場したての頃は「毎日仕出し弁当食ってるようなもんで、味気無さそうだなぁ」

なんて思ってたんですが、

今ではもうきっちり需要と供給が成り立っている訳で、

ワタシのような外野がヤンヤ言う事じゃないと。

むしろいつの日かお世話になる可能性が大であると思っています。


まぁそんな宅配ご飯サービスの車のナンバープレートのヘリにですね、

「So you wanna FAKE?」

っていうステッカーが貼ってあってですね。


配膳しているのはちゃんと栄養考えて美味しいご飯だと思うんですよ、

でも若造の頃の自分の考えが頭をもたげまして。

「オメェらこんな宅配サービスの飯を有り難がってるが、ホンモノの家庭の味じゃない、

偽物の味がいいのか」

って運転手が言うとるんじゃないかと。

随分とパンクな営業車だなぁなんて思っちゃいました。


重ねて言うけれど、今ではもう宅配ご飯サービスは社会になくてはならんし、

配膳してるご飯もちゃんと「おふくろの味」再現してると思いますよ。


おじさんになると角が立たんように言い訳が多くなる。

そうしないとスイスイ泳げないからね、社会。

嫌だった筈だけど、そっちの方が楽だって身をもって知ったから、

こういう生き方で良いんだと思いますよおじさんは。


先日ブチ凹みましたが、一夜ちゃんと凹んで寝ると幾分スッキリしておりまして。

また日記代わりの感じで続けていければと思っております。


なんで前のような記事を書いたかっていうと、インスタグラムで元彼女がデートしている写真を見てしまったからだ。


短い期間しか付き合っていないのに、いつのまにか物凄く好きになっていた。

人間の感情が移ろいやすいのは知っているから、

この感情が永遠だとは思わないし、

いずれ辛くなくなると思っているが、

今は全然自信が無い。


今すぐにでも元彼女に連絡して、思いの丈をぶつけてしまいたくなる。

でもそれは相手にとっても、もちろん自分にとってもロクな事が無い。


こんなに引きずる性格だったのかと我ながら女々しいが、これが本性なのだろう。

大人だから取り乱すことはないけど、静かに絶望している感覚がある。


もはや取り戻せない過去と、実現するかもしれなかった未来、

両方に絶望している。


地べた這って息してるような自分と、楽しそうに新しい恋をしている元彼女を比較しているわけではないが、

知らん男の隣であの笑顔をしているのを見てしまうと、

何もかもがどうでもよくなってしまいそうになる。


少しはスッキリするかと思って、最早誰も見ていないここに吐き出してはみたが、

状況は何も変わらない。(そらそうだ)


いつかこれを読み返して懐かしいなぁなんて思えるんだろうか。

思えたらいいなぁ。

自分に自信が無いから、相手に自分の価値観を委託しすぎるのだ。

だから振られたら自己否定に走る。

どうあがいても自己否定からは逃げられない。

それは置いておいて、新しい脳みそで生きていくしかない。

途方に暮れた自分を放って、鍵をかけてしまっておくのだ。

楽しいと思える事、夢中になれる事をいっぱいやっていくのだ。

そうしないと押し潰されて息も出来なくなる。


こんなのでも生きてはいたいから、

とりあえず明日も地べた這いながら息だけはしていくのだ。


SNSというのがやっぱり苦手である。


元来、人と楽しく会話するスキルが著しく低いので、

誰かと会話する時に話のネタがなくなって黙り込んでしまう事がよくある。

「沈黙を気にしない間柄が本当の関係だ」

なんて言葉もあるし、

それを言い訳に会話を発展させようという努力を怠っている自分が悪いのだが、

人間だものコミニュケーションが取れないのはやっぱり居心地が悪い。


SNSを見ていると、その人にあった時に話のネタになる事がもう既に公開されているし、

それをわざわざ「こないだインスタに載ってたあれさ」

なんて話し始めるのも、

なんだかその人に興味津々みたいで気恥ずかしい。


それに、アップロードする方は受け手の事を考えていない事が多いから、

見ない方が良かった事も見てしまったりする。

精神衛生上よろしくない。メリットよりもデメリットの方が、ワタシには大きいのだ。


それでもスマホにSNSアプリが入っているのは、

そうやって現代にしがみついて生きていく事を是としているからなんだろう。

カッコ悪くて笑える。


LINEなんかも無い方が有難い。

手軽に連絡出来るから、本来なら対面して話すべき事でも

自分へのハードルを下げる為にLINEで送ってしまいそうになる。

やられるのも最悪だけど、自分がやっている、もしくはやろうとしてると気付いた瞬間が

もうホントに凹む。


もっと色々取っ払って、鼻毛出てても気にしないレベルで自由に生きたいものである。


前日に最近クソ面白くも無いなんて書いてたが、

何の事はない、仕事とプライベートを分けた時の

プライベートが空虚なせいだ。


学生時代はその線引きは曖昧だった。

大学へ行って講義を受ける事も、

仲間と連れ立って、或いは1人でバイトする事も、

気が合う仲間と居酒屋へ繰り出す事も、

何も無い日でただぼんやりする事も、

全ては「日常」という同一線上での出来事で、

ただ同じ割合で人生の時間を過ごしている奴らが大半だったから、

何も気にせずにいられた。


おじさんになってふと気付くと、自分だけがその線上から浮上出来ずに、

周囲は仕事や家庭といういくつも上のステージで

眩しげな生活をしているように見える。


隣の芝生は青いというが、経験したことの無い世界の住人は

こちらから見ていると随分ハイレベルに見える。

そしてそれが同年代における標準として社会性を得ている事を考えると、

未だに十数年も同じような生活をしている自分が

何か沈みも浮きもしない沼にはまり込んでいるような気がして、

ついつい下を向いてしまう。


先日、仕事先の同僚がたまたま駅前で私を見かけたそうなのだが、

飲み会帰りで少しは明るい顔してる自覚があった筈なのに、

その人から見たらだいぶ暗い表情だったそうだ。

そんな話を当人からこれまた飲みの席で聞き、

その日もやっぱりあまり気が乗らずにただ惰性で飲んでいるような感じだった私は

(同席してくれてる人に失礼だが)

一気に落ち込んでしまって、上手く返せなかった。


そう、ついこの間まではそういうイジりを笑い飛ばしていられたはずなのに、

ここ最近はモロにダメージを喰らってしまう。

感情が丸裸になっていて、でも疲れ切っているからリアクション出来ず、

ただただ消耗して削られているだけの様相。

涙でも出せばスッキリするかと思ったが、そんな事も無く。


というかこんなクソみたいな暗い文書しか書けなくなっているのが地味に嫌だ。

も少しポップで明るいのにしよう。

無理でもやってかないと、人生上向きにするチャンスが無い。


相変わらず仕事のときだけは明るくいられている筈なので、明日も頑張っていきやしょい。


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Eat Chicken with thanks
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